6/06/2013

帰途で。


東陽町駅、朝。

あと5 秒、3 メートル早ければ!と、一つ電車を乗り過ごした。
目の前を通り過ぎて行く電車の最後尾の車掌室から、半分身を乗り出して駅の真ん中に立つ職場の仲間にスピードに乗りながら"じゃあまた後でなー!"的に仲間内のあの感じ。

いいね〜!見ていて。
内輪で結ばれてるものがちょこっと見えた時っていいよね。


6/05/2013

ぽんっ。

満員電車の中、必死に空いたスペースを見つけて本を開くと、まるで混沌とした場所に花が咲いたみたいだ。

そう思えば満員電車ってのも殺伐としたもんじゃない。

ひとつなぎ

アメリカ時代のEmileを読んで、じゅわぁっと心の底から温かくなる。感慨深げに、昔を見ようとでもしてるのか、どうしても目を細めてしまう。

今何が起きてるのか、何を感じているのか。残さなければ全部忘れていく。地味だけど渋い思い出なんて特にそうだ。“残す作業”は重要だ。

Emileで文章を書いていないってずっとわかっていて、小さな罪悪感と言うか、不完全燃焼的なもやもやがあったけど、とりあえず、これで少しさっぱりだ。

こうやって書いてると、自分がアメリカでEmile書いてたことを思い出させる。
っていうか、あの時の自分も今の自分も何もかわっちゃいない。書きたいこと書いていてとても楽しいって思いだけが残るよ。

今日は一日やな日だったけど、最後の最後にEmile 書いたら元気が出てきたというお話。