3/15/2012

金曜日の僕の部屋はおそらく、白髪集中治療室になるでしょう。
迫り来る白髪の一本一本をいかに的確、かつ速やかに伐採できるかが問われることとなりましょう。









早く真っ白にになりたい。(人造人間ベムベラおれ)







人間、かくも白くなれるのかっ、  ってぐらい。








できるなら誰か。わたしを真っ白にしてくれませんか?(観衆は深いため息をもらす。A, 寂しげに首を振りながら舞台左へはける) 











トンネルを抜けるとそこは雪国だった、ぐらい。














誰かわたしをホワイトにして下さい•••  


(観衆は叫び始める。“だれか!あの子をホワイトにしてあげてっ!!お願い!!だれかっ!!!!!”    “けなげに一本一本切っているんだぞ!だれか彼を救えないのかっ!!” )











燃えたよ••• 真っ白に••• 燃え尽きた••• 真っ白な灰に•••          、ぐらい。









だから分かったよ。 •••うん。   もうわかってる。
旅の間おれのこと、“黄昏のホワイト•ファング” って呼ぶの、照れくさいけど許してあげるよ。



(観客は嗚咽を漏らしながらスタンディングオベーション。光に照らされながら第一章、『これ書くのに30分もかけたぼくはただのバカ野郎』、歓喜の中に幕を閉じる。)






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2 件のコメント:

  1. 金曜に行くんだから木曜にやれよっ!と一喝。

    30分で書き上げるポテンシャルにアッパレ。

    生き残りを懸けた1週間にお疲れ。

    土曜の前夜祭に向けておやすみZzz...

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  2. この記事、自分で読んで笑ってしまった 笑
    相変わらず、追いつめられた時のブログ上のおれの面白さったらない。

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